初めてのポートレート撮影で準備不足だったこと

現在のぼくのポートレートモデルさんの探し方や
実際にモデルさんに撮影依頼したときにした失敗なんかをシェアしてみました。
モデルさんを探して、撮影の依頼もOKをもらって、
ここからやっと初めてのポートレート撮影がはじまります。

今回は、初めてのポートレート撮影の中で
ちょっと準備が甘かったな…と感じたことについてシェアしてみようと思います。

目次

困った時のためにコンテの用意を

当日の出発前、カメラやストロボのバッテリーの充電がしっかりできてるのは確認したし
何がどう変わるのか試してみたかったソフトボックスとアンブレラも用意した。
ライトスタンドも忘れてないし、レンズもOKです。

準備万端だと思って撮影に向かいました。

現地に到着して準備も終わって順調に撮影が始まったわけなんですが
少しして困ったことがあったんですよね。。

ポージングのバリエーションが余りにも少なくて、
しかも他に思いつくポージングも思い浮かばないんですよ。


今でこそ、「少し肩を傾けて、顔の向きを左にして、少し顎上げて目線はここにしてみましょう!」
など、色々探りながら撮影もできるようになりましたが
はじめたての頃はそんな余裕もなかったですし、
相手のモデルさんに関しても
次々にポージングを替えていくプロのモデルさんの様にはいきません。

次はこうしてみましょう!とか、こちらから伝えなければ
ぼくのように、同じポーズばかり何枚も撮ってしまうことになります。

機材の準備はバッチリでしたが撮ってみたい写真のサンプル集めや
コンテ作りもしっかりやっておけば良かったな…と、
初めての撮影が終わった後で、準備不足だったと感じました。

コンテを用意するようになって

ポージングのバリエーションがまだあまり思いつかないという方は
予めコンテを用意しておくのも良いのかもしれません。

撮りたい写真の雰囲気やポージングなんかは、はじめは言葉でうまく伝えられなくても、
コンテがあれば、モデルさんと一緒に見ながら共有することもできます。

使う、使わないは別として、困った時用に準備しておくだけでも気持ちは楽になります。
ぼくは撮影に集中できるようにもなりました。

コンテといっても特別丁寧に作る必要はないと思ってて
撮りたい写真を見つけたら、スクリーンショットとかで残しておくだけでもいいし
必要な時にモデルさんとも共有できれば方法は何でもOKだと思います。

ちなみにぼくは写真の現像にLightroomを使ってますが
Lightroomでも上↑↑↑のような感じで、簡単にサンプルをまとめる事が出来ます。
Lightroomから紙に印刷して書き出したりすることも出来るので、
コンテを作成する場合にもLightroomは使えます!!

撮影に向かう前に予め撮ってみたいイメージをいくつかまとめておいて
機材と一緒に入れておくとよいかもしれません。

いちいちコンテ見せながら撮るとか
スタイリッシュじゃないし、そんなことしたくないな…と言われたこともありましたが
ぼくは恰好悪かろうと、スタイリッシュじゃなかろうと初めはそれでいいと思っています。
いずれそうなれれば良いんです!!

Lightroomでサンプル写真をまとめてみる

Lightroomでサンプルの写真をまとめるのはすごく簡単!
覚えておくと便利な機能だし、
印刷するときも紙を何枚も使わなくても良くなります。

STEP
サンプルの写真を集めてフォルダにまとめる
STEP
Lightroomから写真を読み込む
STEP
画面右上の「プリント」を選択
STEP
レイアウトを作成する

画面左側にはテンプレート、右側では自身で調整することも可能です。

STEP
サンプル写真を選ぶ

画面の下のサムネイルからサンプルの写真を選択する。

STEP
印刷したりpdfに書き出すことも可能

簡単な方法ですし、撮影の時にはコンテがあった方が助かるという方はぜひ試してみて下さい!

最後に

今回は初めてのポートレート撮影で準備不足だったこととして、
コンテを準備しておけばよかった…と感じた時の話や
ぼくがLightroomでコンテを作成する時の手順について書いてみました。

このコンテについて今思うこともあって、
ポートレート撮影の時もそうでしたが、人物撮影を仕事にしたとき。
特にブライダルの現場で新郎新婦さんの前撮りを行う際は、
どのカメラマンも事前にロケハンを行いコンテもしっかり作って
当日撮影に向かわれる方ばかりでしたし当時ぼくもそれを見習いました。

ところが、別の現場では
「私がお客ならカメラマンがコンテ見ながら撮影してたら不安になるしブチギレる!」
「そんなもの見ないと撮れないなんて!だからいつまでも勉強不足なんだよ!」
と、仰られる方もいらっしゃいました。

それぞれの考え方や姿勢から気づきや学びがありましたし
人によって全く違うのもホント面白いものですね!
コンテを見ようが見まいがどちらが良い悪いではなく、
大事な本質は喜んで頂ける写真を残す為に全力を出すこと。

いまでこそ仕事の撮影ではリラックスしてもらうことや
いかに撮影を楽しんで頂きながら魅力を引き出すか、に集中できていますが
駆け出しの頃なんて撮影が始まるギリギリまでコンテを確認して
背中に汗びっしょりかきながら撮影していたことを思い出しました。

撮影を繰り返していく度に少しづつ、嫌でも頭の中にストックは増えていくはずなので
それまでコンテが必要と感じる方は迷わず用意して使えば良いと思いますし
なにより楽しく撮影を続けていってほしいなと思っています!

最後までご覧くださりありがとうございました。

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