モデルさんのフィードバックから学ぼう!

ポートレート撮影をしてきたなかでの
「挑戦したこと」「失敗したこと」「工夫したこと」などをシェアしていきます。
今回はモデルさんのフィードバックから学ぼう!というテーマについてです!

目次

なぜモデルさんにフィードバックを求めたのか?


四苦八苦していたモデルさん探しもスムーズにできる様になってからは、
被写体となってくださるモデルさんも徐々に増えていき順調に撮影を続けました。

撮影するたびに、自分の立ち振る舞いやコミュニケーションについての
「失敗点」や「改善点」は何かあったかと考える様になって
毎回振り返って書き出したりもしてたんですけど
そういうことを繰り返していくうちに、
自分で気づけてない「改善点」は何かあるかな?って考える様になりました。

そんな風に考えるようになってから、
撮影が終わったあとモデルさんに直接感想や意見を聞く様にしてみたんです。

お疲れ様でした〜!本日はありがとうございました。
撮影どうでした?楽しかったですか??

あとね、
もし良ければ聞きたいことあるんですけど、
写真もそうだけど
撮影の仕方とかももっと上手になりたいって
思ってるんです。
今日の撮影でもっとこうして欲しかったとか、
ちょっと嫌だったなって感じたこととかって
何かありましたか?

こんな質問をするとモデルさんに笑われたり、
そんな風に聞いてくるカメラマンの人は今まで居なかった
と言われることもありましたが、
意見や感想をもらう様になってから学んだことや
気づけたことはたくさんあったのでこの方法はぼくには良かったかもしれません。

質問の仕方を工夫してみる

モデルさんにもよりますが、ズバズバ思ったことを言って下さる方だと
自分の改善点が明確に分かるんですけど必ずしも全員がそうではなかったです。

もし何かあったとしても
本人には直接言いにくい、って思われてる方もいるかもしれませんし
逆に、楽しかったです!とか、きれいに撮って下さってありがとうございました!とか
神!!って褒めてくださる方もいると思います。

そういうモデルさんだった場合は、質問の仕方を変えてみるといいかもしれません。

「今までの撮影の中で、嫌だったこととか不快だったことってどんなことですか??」

って質問してみるんです。

そうするとモデルさんから結構いろんな話しを聞くことが出来たりします。


自分の改善点という意味では少し話が逸れますが、
ポートレート撮影において、モデルさんが嫌だと感じたことは
ぼくらカメラマンも気を付けなければならないことでもあります。

あくまでも、
良くない点のブラッシュアップ方法について話してますが、

「素敵だったカメラマンさんとか、印象に残ってる撮影ってどんなのですか?」

って聞いてみるのもいいです。


イケメンだったとか、かっこよかったとか
耳の痛い感想もチラホラありますけど
接し方とかコミュニケーションの取り方、こんな気遣いが嬉しかったとか、
実際にモデルさんの体験談を聞かせて頂けると思います。

自分では気が付けてなかった事もありましたし
なるほど参考になるな!と思う良いところは取り入れて
嫌だったという点については気を付けるようにしました。

感想や意見を聞く以外のメリット

あと、メリットと言うとちょっと大袈裟かも知れませんが
フィードバックを求めてみることで
これは使えるかもな!と思った点についてもシェアしてみようと思います。

撮影場所にモデルさんと一緒に向かう時や機材の準備中の時とか
あと、初対面のモデルさんの撮影の時とかで
何話そう、沈黙になりそう…とか思うことがあったら
会話のネタにしながら情報収集してみるのもいいと思います!

モデルさんから意見をもらえたら会話のきっかけにもなりますし、
冗談も交えながら次の撮影の約束に繋げることも出来たりします。

じゃ今度はそれ気を付けてやってみるので
また次の撮影のモデルもお願いしていいですか??

来月の空いてる日ってどこですか?
撮影の仕方も上手くなってたらほめてくださいね〜!

会話のコミュニケーションがうまくいくと
色んな情報をもらいつつ、自分の「改善点」に気づけたり
モデルさんとの信頼関係も築けるようになっていくと思うので
話しで困る様なことがあった時はうまく使ってみてください!

最後に

撮影を繰り返しながら
「失敗点」や「改善点」を見直して自己分析することも大切ですが、
モデルさんから感想をもらってみると、気がつかなかった点が見えてくることもありました。

意見や感想を全部を鵜吞みにする必要はありませんが
一人で考えるだけじゃなくて、
ときにはモデルさんの意見を参考にしてみるのもひとつの手ではないでしょうか。

質問してみたり意見を聞いたり、
フィードバックをもらってみることでコミュニケーションを取ることもできるので
信頼関係の構築や次の撮影につながるきっかけにもなると思います。

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